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マリファナが多発性硬化症を抑制

ブレア首相が医療マリファナの認可に賛成----人体実験で有効性が認められた場合

イギリスで医療マリファナが合法化へ

ハワイの下院と上院で別々の医療マリファナ法案が通過

THCが脳腫瘍を根絶する可能性が研究によって示される

09/21 08:56 共: 米首都で69%が賛成 マリフアナの医療使用

マリファナが多発性硬化症を抑制
2000年3月9日(ロンドン、イギリス)
 マリファナが多発性硬化症の抑制に関わっていることが、ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジの研究員により発見された。
 デービッド・ベイカーの指揮のもとに行われた研究では、多発性硬化症の動物自己免疫モデルである慢性アレルギー性脳脊髄炎を病んだマウスを調査し、合成テトラヒドロカンナビノール(THC)が震えや痙攣を減少させ、マウスの症状を改善させたことが示されている。マウスに注入された物質は神経細胞の表面にあるカンナビノイド受容体を活性化した。
 人体に対する研究はまだ行われていないが、この最新の研究結果は有望である。
 「この結果は、カナビスがこうした苦痛を伴う症状を抑制するのに役立つという多発性硬化症患者からの事例報告を裏付けるものだ」と本研究の著者の一人、グレートブリテン-北アイルランド多発性硬化症協会の主席研究員ローナ・レイワードは語っている。
 「この研究結果は嗜好目的でマリファナを使っている多発性硬化症患者にとってたいへん意味のあるものだ」と多発性硬化症専門医デニス・ペトロは述べている。
(出典:NORML News Archives)



ブレア首相が医療マリファナの認可に賛成----人体実験で有効性が認められた場合
2000年3月30日(ロンドン、イギリス)
 トニー・ブレア首相は先週、ドラッグ政策担当閣僚モー・モーラムとの交換条件として、人体実験により症状の軽減が確認されれば患者に医療マリファナの使用を認めると発言した。
ブレア首相は、患者による医療マリファナの使用を認めることについては賛成したが、レクリエーション使用を非犯罪化するというモーラムの提案には反対している。
 また、ブレア首相は行政策立案助言の政府機関であるポリス財団が今週提出した報告書を無視している。この報告書は、2年間にわたる調査の結果、マリファナを「非犯罪化」すべきと結論づけている。
 約30年前、イギリスはヨーロッパで最も厳しい反ドラッグ法令となる薬物誤用法を施行した。ハード・ドラッグ常用者数が危険なレベルにまで増加したことから、この法律は失敗とみなされている。1998年にはマリファナ所持で100,000人が逮捕されている。
 委員会の報告書は、「現在の法律は予防する以上に多くの害を生んでいる」と述べており、さらにマリファナはタバコやアルコールよりも危険性が少ないと付け加えている。
 この報告書を発行した委員会は警察官、教育機関、政治家から構成されている。
 内務担当大臣チャールズ・クラークは、モーラムやポリス財団がどのような勧告をしようとも、マリファナの所持を「非犯罪化」する予定はないと語っている。
 学生時代にマリファナ使用経験があることを認めているクラークは、「このような分野での法律の緩和がもたらし得る最も重大な影響として、ドラッグの使用の増加が考えられる」と主張している。
 「アメリカでは11州でマリファナ所持が非犯罪化されているが、マリファナ使用率は増加していないという事実をブレア首相と保守的な支持者たちは理解すべきだ」とNORML財団代表(エグゼクティブ・ディレクター)アレン・サン・ピエールは述べている。「これと同じことがイギリスと経済連合関係にあるオランダについても言える。オランダではマリファナが準合法的に扱われているが、マリファナの使用は非常に少ない」。
(出典:NORML News Archives)Cannabist Internetより転載 
訳 麦谷 尊雄



イギリスで医療マリファナが合法化へ
2000年3月24日(ロンドン、イギリス)
 3月24日(金)、ロンドンの各新聞紙は、イギリス政府がマリファナの医療使用の合法化の準備を整えつつあると報じた。こうした処置は、これまで厳しい刑罰を科するアメリカ的なドラッグ禁止論を積極的に打ち出してきたトニー・ブレアの労働党政府の政策から大きく逸脱するものである。
 医療マリファナの許容は、許容ゼロ政策に賛成しているブレア首相と内務大臣ジャック・ストローの陣営と、現状のドラッグ法の有効性を検討するための王立委員会〔行政上の公共問題について調査・勧告する国王任命の調査委員会〕の設置を要求している閣僚モー・モーラムとの間の折衷案によるものだとインデペンデント紙およびロンドン・タイムス紙は報じている。ブレア首相とストロー内相は、非犯罪化を支持する結論が出ることを恐れて、モーラムの提案を拒否したと伝えられている。
(出典:The Week Online with DRCNet)Cannabist Internetより転載
 訳 麦谷 尊雄



ハワイの下院と上院で別々の医療マリファナ法案が通過
2000年3月9日(ホノルル、ハワイ州)
 3月7日にハワイ州の下院と上院で、それぞれ別々の医療マリファナ法案が通過した。いずれの法案も他方の議院の対処待ちの状態にある。
 下院の法案1157と上院の法案862はどちらも医療目的でのマリファナの取得、所持、栽培、配給、輸送、および使用を認めている。患者は最大10.5オンス〔300グラム〕までのマリファナを所持することができる。
 この法律は、がん、緑内障、HIV/エイズ、慢性的あるいは衰弱性の疾患、消耗性疾患、激しい痛み。激しい吐き気、発作、多発性硬化症を含む激しい筋痙攣、または保健省が認めたそのほかの症状に苦しむ患者が医師の勧めを受けた場合に限り、マリファナの医療使用を認めるものである。
 上院議員スーザン・クーン・オークランド(民主党、選挙区14)を発起人とする法案は一票差(13対12)で上院を通過し、下院議員カルバン・セイ(民主党、選挙区18)を発起人とする法案は32対18で下院を通過した。州知事ベン・カエターノは以前から医療マリファナを支持すると述べていることから、拒否権を行使するとは考えにくい。
 「州議会がマリファナの医療使用を認めはじめたという事実は、とても励みになる」とNORML代表(エグゼクティブ・ディレクター)キース・ストロープは語っている。「国内の73パーセントが医療使用に賛成しているという世論調査の結果を受けて、議員たちも遂に有権者の声に耳を傾けはじめたようだ」
(出典:NORML News Archives)Cannabist Internetより転載 
訳 麦谷 尊雄




THCが脳腫瘍を根絶する可能性が研究によって示される
2000年3月2日(マドリード、スペイン)
 Complutense大学とAutonoma大学の科学者は、カンナビノイド受容体で作用する物質が、治療を受けたラットのうち三分の一の脳腫瘍(神経膠腫)を根絶し、残りの三分の一のラットの寿命を引き延ばしたことを発見した。
 マニュエル・グスマンの指揮のもとで行われた実験では、カンナビノイドがセラミドと呼ばれる第二メッセンジャー・タンパク質と細胞内情報伝達カスケードによってプログラム細胞死(アポトーシス)を誘発し、神経膠腫細胞を死滅させることを示唆している。
 グスマンはNature Medicine誌3月号で公開された実験について、試したのは極少量のテトラヒドロカンナビノール(THC)であり、しかもラットが死にかけた段階で投与したと述べている。もっと早い時点でTHCを与えていたら、より効果があっただろうとグスマンは予測している。
 グスマンは一年以内に人体を使った研究に着手可能となることを期待している。「我々は著しい発育阻止作用を目撃した」とグスマンは語っている。
 「神経膠腫の治療に効果があるとしたら、これはとてもエキサイティングな発見だ」とハーバード大学教授レスター・グリンスプーン医学博士は語っている。「もし、何らかの裏付けが得られたとしたら、まさに驚くべきできごとと言える。ただし、人体に対する効果については慎重に判断しなければならない」

Cannabist Internetより転載 訳 麦谷 尊雄



共同通信が次のようなニュースを配信してます。

日本の新聞では記事にならなかったようですが。

09/21 08:56 共: 米首都で69%が賛成 マリフアナの医療使用

共同通信ニュース速報


 【ワシントン20日共同】
麻薬の一種であるマリフアナの医療使
用の是非をめぐり米国の首都ワシントンで昨年十一月に行われた。
 住民投票の結果が二十日、公表され、六九%の住民が賛成していた ことが明らかになった。                   
 米国ではカリフォルニア州など一部で、がん患者などの鎮痛剤と してマリフアナの医療使用が認められている。しかしワシントンの 場合、法案や予算案は連邦議会が承認する制度になっており、マリ フアナの医療使用に反対派の多い連邦議会が、投票結果を承認しな い可能性が高い。 
 住民投票は昨年十一月の中間選挙に合わせて実施されたが、連邦 議会が集計経費を市予算から拠出することを禁止したため、結果は 公表されなかった。
今回、ワシントン連邦地裁の命令でようやく公
開された。