質問
病院で薬をもらっていますが、効能を教えて下さい。
プロサイリン錠20、kc32,20?g
回答
プロサイリン
……適応症;慢性動脈閉塞症(まんせいどうみゃくへいそくしょう)
に伴う潰瘍(かいよう),疼痛(とうつう),冷感の改善
プロサイリンというお薬は「血栓塞栓症(けっせんそくせんしょう)」
の方に用いられるお薬です。中でも特に動脈の閉塞(詰まること)
によって起こる種々の症状の改善に用いられます。
ちなみに血栓というのは血管の中で血液が固まり、血管をふさいで
しまった状態をいい、塞栓というのは、やはり同じく血管が異物によって
ふさがれてしまう状態ですが、その異物は血の塊だけとは限らず、
ガス、空気、脂肪、細胞、組織片、ときには細菌だったりといろいろ
です。
当然、血栓や塞栓によって血管がふさがれれば、その先には
酸素や養分が送られないので、その部分の組織に病変が生じます。
具体的には、適応症に挙げたとおり、潰瘍,疼痛(つまり痛み),
冷感(冷える感じ)などの症状です。
潰瘍といっても、これは胃潰瘍ではなく、血管壁などに潰瘍が起こる
のです。(潰瘍というのは簡単に言うと、組織の細胞が死んでしまい、
その部分の細胞がはがれおちて、くずれてしまった状態です。もちろん
痛いですし、さまざまな機能障害がおきます。)
病院でこのお薬をもらったということは、
Kさんには、血栓症、塞栓症の傾向があるということですが、
だからといって、即、重い心筋梗塞になるとか、脳卒中になるとか
ということではありませんので、心配なさらないで下さい。
「そうならないために、プロサイリンをのんで予防しましょう。
そして、今起きている閉塞症に伴う種々の症状を治しましょう。」
ということなのです。
血液中には、血小板という血液を固まらせる作用のある血液成分が
ありますが、プロサイリンは血小板の凝集能および粘着能をかなり
強力に抑制します。
つまり、血小板の働きを抑えることにより、血管内で血が固まるのを
防ぐのです。
ですから、このお薬をのんでいる患者さんは血が固まりにくいので、
大きな怪我などには気をつけなければなりません。
もし万一、ちょっとした怪我なのになかなか血が止まらない場合は、
早めに病院にいって、
「プロサイリンという血小板の働きを抑える薬をのんでいます」と
言ってください。すぐに適切な処置がほどこされるので安心して下さい。
またプロサイリンは服用をやめると、血小板の機能はちゃんと
元に戻るので、心配はいりません。
普段の生活の注意点としては、
なんといっても、血液がさらさらと流れることが大切ですので、
食事には気をつけたいものです。
好きなものをがまんする必要はありませんが、暴飲暴食は
避けましょう。
「酢」は良いと思います。