@clomifene citrate :排卵誘発剤
   生理不順を含め、排卵障害の治療に、まず最初に用いられるおくすりです。
   脳に作用して性腺刺激ホルモンを分泌させ、それにより卵巣が刺激されて
   排卵がおこります。はじめは1日50mgを5日間続けてのみます。これで改善しない
   ときは、二度目の試みとして、1日100mgに増量し、5日間続けます。
   これでもなお改善しない場合は、他の治療に切りかえます。
 
Amedroxyprogesterone:黄体ホルモン製剤
   2つある女性ホルモンのうちの1つです(他は、卵胞ホルモン)。
   無月経、月経周期異常、機能性子宮出血(生理以外の理由で、子宮から出血
   があること)、黄体機能不全による不妊症などの治療に用います。
   飲み方は、1日2.5〜15mg(1〜6錠)を1〜3回にわけて飲みます。
   1日1回の場合は、のむ時間をきめてください。
   アメリカに住んでいらっしゃるとのことですので、1日2〜3回のむ場合は、
   12時間ごとにとか、8時間ごとにのむように指示されていますね?
   特に1日3回、8時間ごとというのは、なかなか難しいものがありますから、
   のみわすれを防ぐ理由から、日本式に、毎食後にのむという手もあります。
   もっとも、8時間ごとにのむことが可能であれば、こちらの方が、おくすりの
   血中濃度が安定しますので、こちらの方をおすすめします。
   副作用ですが、吐き気・嘔吐などが、起こることがありますが、たいていは
   一時的なもので、すぐに治ります。もし続くようなら、医師に相談してください。
   また、顔や手足にむくみがでたり、おなかが張ったりなどしたら、医師に相談
   してください。利尿薬が処方されるかもしれません。
   また、定期的に血液検査をし、肝機能と血栓傾向を調べてもらってください。
   重篤な副作用として血栓症(血管が、血液の固まりでつまってしまうこと)
   がありますが、これは、かなりの高用量をのまれる場合ですし、医師はそのへん
   のことを事前に判断して処方を決めているので、あまり心配なさらないで
   ください。ただし、喫煙は、血栓傾向を助長します。もし、タバコの習慣がある
   なら、医師に伝えておきましょう。
 
Blevothyroxine:甲状腺ホルモン剤
   種々の甲状腺機能低下症にもちいます。
   1日1回の服用です。はじめは、少用量から開始し、徐々に増量し、
   血液検査の結果をみながら、その患者さんに合った量で、安定させます。
   医師の指示どおりにのんでいるかぎり、ほとんど副作用はありません。
   くすりの量が多すぎたりすると、逆に甲状腺機能亢進症の症状(脈が
   はやくなる、心臓がドキドキする、やせる、など)がでてきますが、
   受診のたびに血液検査をするはずなので、問題はないでしょう。
   また、このお薬は、妊娠中にのんでもさしつかえないお薬です。
   ただし、もし妊娠したら、医師に知らせてください。
   Aのお薬との併用も問題ありません。